『ゴム銃大図鑑』:クール・ガラパゴス・ジャパンの毎日曜日大工、ここに極まれり!

長らくお待たせしております。『ゴム銃大図鑑』の書店向け新刊案内ができました。2月18日頃に書店に並ぶ予定です。
製作の方はあと残り少しです。日本ゴム銃射撃協会員の皆様、ゴム銃を提供してくれた方々、心待ちにしてくれた一般の方々、そしてこの本の関係者皆様に刊行がここまで遅れてしまった事を深くお詫び致します。
『ゴム銃大図鑑』では日本全国の日本ゴム銃射撃協会会員が、寝食を忘れ毎日研究開発に勤しんだ、様々なゴム銃を246挺掲載しています。オールカラーで写真、解説、スペック、材料、コラム、そして用語辞典が収録されており、文字通りゴム銃の全てが分かる、まさに『ゴム銃大図鑑』と言った感じの本です。
はっきり言ってぶったまげます! 作品の一つ、Sewing Machineをお見せします。この銃なんかはもはや小林誠氏のハイパーウェポンに出てくるメカに近いですよね……
こうしたインパクト大のゴム銃が大量に載っています。ここまでの本はまじで今まで有り得なかったと思う……。大の大人達がこんな事に無我夢中になれるのが凄い。ゴム銃の魅力は尽きません。

去年の夏の一週間、ぶっ通しで会社で撮影をし続けたのですが、あまりの造形美に見とれてしまい、金を払ってでも欲しいと思う銃が大量にありました。でもそれぞれの銃は世の中にオリジナルの一挺しかないので、自分で作るしかありません。
作り方は『ゴム銃オフィシャルガイドブック』に載っています。
![]() | ゴム銃オフィシャルガイドブック (2009/01) 中村 光児 商品詳細を見る |

ゴム銃がなぜここまで日本で発展したかというと、まず「割り箸」という全国共通の土台となる文化があったこと、輪ゴムのサイズが定型的だった事、そしてリアル銃を所持する事が禁止されているので、男達の銃に対する憧れとロマンの想像力が掻き立てられた事などの複合的な要因があるみたいです。

実際、作るのは大変だけど見ているだけで、男心はくすぐられます。眺めているだけで癒されます。ガンダムやフィギュア、プラモデルを鑑賞するだけでウットリしてしまう様に、『ゴム銃大図鑑』に載っているゴム銃、見ているだけで楽しいです!
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