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稀に見るチンポ……ならぬチンポン、『チンペの飼い方』

チンペの飼い方



チンペの飼い方チンペの飼い方
(2004/05)
著者:オリップ・マサシエ、ジローラン・タカディ
翻訳:現代生活様式学会:主宰:大岡まさひ、副宰:高井ジロル
イラスト:大内智子
デザイン:阿知破英喜
発行所:主婦と性生活社商品詳細を見る


数々のチンポンをプロデュースした濱崎誉史朗といつか呼ばれてみたい濱崎誉史朗ですが、絶対越えられない壁が高井ジロルさんです。世界史・地理からサブカルチャー本にも守備範囲を広げようと思って、変わった本、珍書を研究していくうちに、濱崎誉史朗は高井ジロルさんの多大な業績にぶち当たりました。

これからこの『Cool Ja本』ブログで、高井ジロルさんの本はよく言及すると思うのですが、濱崎誉史朗(……くどいか)が今まで見てきた中で一番、チンポンだと思った本が、『チンペの飼い方』です。珍書というジャンルで、この本を越えるのは不可能ではないか? そんな驚異的な発想の本です。

この本は何がテーマかというと男性器をあたかもペットと見立てて、若い女性達に可愛がって貰おうという、全く奇想天外な企画です。オビは以下です。

どっちかっていうとおちんちんが嫌いな人、好きだけどかわいがり方が分からない人、彼のアソコのことをもっと知りたい人、どうもアナタの扱いに不満ぎみかもと思い当たる人、どうすれば彼がよろこんでくれて自分ももっといっぱい愛せるかを知りたい女の子に送ります。

6週間でおちんちんがみるみるかわいくなる!!



ちょっと凄い発想ですよね! この本は水色のマット紙調のハードカバーでできており、いかにも雑貨やカフェの本棚に飾ってありそうで、とてもコケティッシュに造られています。全くセックス本やエロ本の様にイヤらしく、下品に見えません。カバーにはフランス語が大きく描かれており、フランスの本の翻訳版といった体裁にわざと造られています。いかにも映画のアメリを壁紙にしていそうな女の子をターゲットにしたという感じです。

全部それがパロディ、ブラックユーモアとして表現されているのです。このデザインセンス、プロデュース力にはただただ脱帽です。

著者名も「Olippe Masassier et Jilorent Tacadie」とありますが……よく見てみると、「おおおかまさひ たかいじろる」のダジャレ……。こういうノリ大好きだなー。中味も本当にユーモラスで笑い涙なしには読めません。この本を読んだ時、あまりの馬鹿馬鹿しさに失笑・苦笑・大爆笑し、人生で数回しかない笑い男泣きしました。

こういう企画って思い付こうという事自体があり得ないので、高井ジロルさんは天才だと思いました。あの伝説的なサブカル書、『生活様式学入門』からスピンオフした企画らしいですが、それにしても発想の飛躍が凄すぎる……。主婦と性生活社で在庫切れになってしまったらしく、私の書店フェアでいつも選書できなくて悔しい思いをしているので、手に入るうちに中古でもいいので買いましょう!


マヨネーズの絞り出し方―新説・生活様式学入門マヨネーズの絞り出し方―新説・生活様式学入門
(2004/04)
現代生活様式学会

商品詳細を見る


高井ジロルさんの本はどれも好きでほとんど全部持っていて、一昨年の暮れ、ブックファースト梅田店で私自身のフェアを開催した後、ブックファーストの神内冬人さん(現在はミネルヴァ書房にいます)に「他に面白い編集者はいないか?」と言われて、真っ先に推薦したのが高井ジロルさんです。正確に言うと高井ジロルさんを編集者という枠を越えて「アイデアマン」「企画者」としてリスペクトしています。

以下は2009年末、ブックファースト梅田店の濱崎フェアの写真

ブックファースト梅田店ハマザキカク

一瞬、この「編集者フェア」は私一人のモノとして独占しようと思ったのですが、やっぱり一般の方々に本の著者だけでなく、編集者自体の仕事にも注目してもらいたいし、もしかしたら高井ジロルさんとこれが切っ掛けでお近づきになれるかも……というよこしまな気持ちもあり、神内さんに推薦しました。

高井ジロルフェアの様子

そうしたら実際にその後、高井ジロルさんからメールを頂き、それが切っ掛けでお会いし、初対面であるにも関わらず、高井ジロルさんが飲み過ぎて酔い潰れる朝の三時まで飲みました。

その時の高井ジロルさんの日記

高井ジロルさんは『チンペの飼い方』や『世界珍名偉人録』『新しい世界地図』などくだらなくてウケる系の企画をやりながらも、一方では『「漢和辞典」に載っているヘンな漢字』や『Globes―地球儀の世界―宇宙から見た地球を体感する』など、日本の未来の行く末を担う子供達の知的好奇心を刺激し、向学心を失っていない大人の教養を高める様な、一種のサブカル書を装った学術的解説書・啓蒙書も量産しており、個人的に本当に尊敬しています! 


世界珍名偉人録世界珍名偉人録
(2007/09/15)
高井ジロル

商品詳細を見る



新しい世界地図―世界ニホン語的珍地名新しい世界地図―世界ニホン語的珍地名
(2007/10)
高井 ジロル、新しい世界地図製作委員会 他

商品詳細を見る


主観的には一番芸風が似ていると思うのが高井ジロルさんで、ハマザキカク本を手にとってオモシロイと思ってくれた読者の皆様には高井ジロルさんの本がオススメです! たまに大型書店のサブカルコーナーでハマザキカク本と高井ジロルさんの本が一緒に並んで置いてあるのを目にし、嬉しいです。


「漢和辞典」に載っているヘンな漢字「漢和辞典」に載っているヘンな漢字
(2008/05/14)
高井 ジロル

商品詳細を見る



Globes―地球儀の世界―宇宙から見た地球を体感するGlobes―地球儀の世界―宇宙から見た地球を体感する
(2009/03/06)
高井 ジロル

商品詳細を見る




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テーマ : オススメの本
ジャンル : 本・雑誌

tag : チンペの飼い方 高井ジロル 現代生活様式学会 マヨネーズの絞り出し方 ブックファースト梅田

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非公開コメント

No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

Re: No title

有り難うございます。『チンペの飼い方』は将来、プレミア付くと思うので買って損はないです。

> とても魅力的な記事でした。
> また遊びにきます。
> ありがとうございます。
プロフィール

ハマザキカク

Author:ハマザキカク
社会評論社のサバカルチャー編集者。チュニジア、フィリピン、イギリス、日本育ち。企画、組み版、カバー、全て一人で行っている。毎日必ず最低一企画は立案している。国際関係、共産趣味、変な物のコレクション、そして珍書を柱に、常時30企画を進めている。

手掛けた作品は
『世界各国女傑列伝』
『敗戦処理首脳列伝』
『ゴム銃大図鑑』
『人種マニア』
『超高層ビビル1・2・3』
『一発朗』
『即席麺サイクロペディア』
『ダメ人間の日本史』
『ダメ人間の世界史』
『ほったいもいじるな』
『エロ語呂世界史年号』
『いんちきおもちゃ大図鑑』
『ニセドイツ1・2』
『アルバニアインターナショナル』
『大使館国際関係史』
『ゴム銃オフィシャルガイドブック』
『時刻表世界史』
『世界の首都移転』
『ファーストフードマニア』
『コーラ白書』
『世界飛び地大全』

等多数。

今までハマザキカク個人名義で書店フェアを9回開催した。ブックファースト梅田店『濱崎誉史朗フェア』、三省堂神保町本店『ハマザキカクフェア』、有隣堂ヨドバシAKIBA『Cool Ja本』『Fool Ja本』マルサン書店『Cool Ja本』ジュンク堂書店新宿店『ゴム銃大図鑑フェア』『松マルクス本舗 松田健二の下で働く濱崎誉史朗が選ぶ共産趣味本』等。

現在有隣堂ヨドバシAKIバカVol4『夏葉原 懐かしい昭和のレトロ本』開催中!!』開催中!

この『Cool Ja本』ブログ2011年度スゴブロ4位受賞!

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