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『世界軍歌全集』書評まとめ

ミリタリーマニアから音楽ファン、ナチスオタク、共産趣味者、アニメオタク、果てはブラックメタラーまで相当広範囲で話題となった『世界軍歌全集』。色々なところで取り上げられましたが、発売から四ヶ月ほど経ち、ほぼ書評は一段落したと思われるので、その抜粋をまとめた物を掲載します。全部補足できなかったので、ここに掲載されてあるのが、全てではないです。


世界軍歌全集プレイボーイ

上記は『週刊プレイボーイ』のインタビュー記事。同じ記事がこちらにも載っています。


2012年は北朝鮮の年! 43ヵ国の軍歌をひとりで訳した天才が世界情勢を大いに語る!


世界軍歌全集』[J Ships 2012. Winter vol.47]
「43ヶ国・計300曲の外交の軍歌を、美しい漢文・古文調に翻訳し、解説まで加えたという、前代未聞の本なんだよ。著者は弱冠27歳で、一人ですべての翻訳を手がけたそうだ。」
2012年4月17日ブログに追加


世界軍歌全集』[世界の艦船 2012年4月号 No.758]
訳出はすべて著者(昭和59年生まれ、慶應義塾大学文学部卒)が行っており、その軍歌に対する熱意と語学力には驚かされる。歌詞を訳すということは、外国語を単に日本語化するだけでなく、詩歌に関する知識、広くは文学的、歴史的素養が必要だが、著者にはそうした才能があるらしい。


世界軍歌全集』[歴史群像 2012年4月号 No.112]
ラ・マルセイエーズから金正日とプーチンの友好を讃える歌まで、古今東西の軍歌約250曲の歌詞を収録。著者は、軍歌が国民国家の形成期にナショナリズム=国民意識の創造装置として機能したと指摘。


世界軍歌全集』[毎日新聞 2012年1月29日]
表紙には、ナチスのワシの国章の真ん中にソ連の鎌とハンマーをあしらった図柄がある。やや悪ノリが過ぎていて、不快に思う人もいるかもしれない。ともあれ、無数の人々を戦場に駆り立てた軍歌の魔力を、改めて知るための貴重な一冊であることは間違いない。


『世界軍歌全集』[京都新聞 2012年1月15日]
27歳の著者が中学時代から収集してきた軍歌を邦訳し解説を加えた。2940円。18世紀後半以降の愛国歌、戦時歌謡、革命歌、労働歌などを時系列で並べた。フランス革命時の曲が現在の国家となった「ラ・マルセイエーズ」や「インターナショナル」など有名曲のほか、フィンランドの「猟兵行進曲」、ナチス・ドイツの「いざ闘争へ」、旧満州国国家など。近年では、戦略兵器や原子力潜水艦をたたえる歌もある。


『世界軍歌全集』[週刊プレイボーイ 2012年1月23日]
何ヶ国もの言葉を理解できたら、君はその能力を何に使うだろうか。ここに、27歳にして24ヶ国語を理解するポリグロット(多言語話者)がいる。彼はその天才的な才能を、世界中の軍歌の翻訳に投じてしまっていた。……なんという才能の無駄遣い。結果できたのがこの本だ。直訳調をよしとせず、43ヵ国60政権300曲の軍歌を漢文・古文調に翻訳した辻田真佐憲、彼は軍歌の何を愛するのか。


『世界軍歌全集』[モノ・マガジン 2012年2月2日 No.665]
またハイドン、ベートーヴェン、R・シュトラウス、エルガー、ホルスト、シベリウス、プッチーニといった偉大な作曲家の名前も散見され、クラシックファンの興味もひきそうだ(そういえば1940年の紀元2600年奉祝楽曲演奏会用に作曲された『皇国2600奉祝音楽』(R・シュトラウス作曲)ってのがあるけど、この時の演奏会の録音はナントCD発売中!)。


『世界軍歌全集』[航空情報 2012年3月 No.822]
著者はウェブサイト「西洋軍歌蒐集館」を運営、音源も収録されているので興味のある方はクリック。


『世界軍歌全集』[ミリタリー・クラシックス 2012年WINTER Vol.36]
勇ましい曲調や歌詞で戦意を鼓舞する軍歌は、時代や洋の東西を問わず軍隊にはつきものだが、世界中には面白い軍歌がたくさん存在する。本書はそんな軍歌を世界43ヵ国60政権、300曲にわたって紹介する大著だ。


『世界軍歌全集』[月刊アームズマガジン 2012年3月 No.285]
中でも、歌詞の変節の解説があるなど希少な資料として活用することができます。また、オリジナルの軍歌試聴のため、YOUTUBEへのリンクを著者のTwitterアカウント『@reichsneet』で紹介していく予定とのことです。サバゲで口ずさめば、注目されること間違いなしです。


『世界軍歌全集』[軍事研究 2012年3月 No.285]
ある一国の軍歌を集めた本は数あれど、これは世界初かつ世界唯一の、全世界の軍歌を包括的に収録した書籍で、その数、四三か国六〇政権・三〇〇曲! 筆者は二三か国語を駆使して歌詞を翻訳、しかも各国の軍歌を直訳ではなく日本の軍歌のように漢文/古文調に訳しており「分かっている」と言うしかない。また単なる全集ではなく、歌詞を読み解きつつその軍歌の時代背景の詳細な解説も施されており、取り上げられた国の世界観とその変化が炙り出されている(だから六〇“政権”なのだ)。つまり本書は単なる歌集にとどまらず、文化人類学的な次元に到達していると言えよう。さらに、自分の世界を相対的に俯瞰しているように筆者の姿勢は優れて理知的かつ真摯であり、評者は帯にある「軍事愛好家・ナチオタ・共産趣味者に贈る~」というネームには違和感を覚えた。筆者は二七歳ということだが、一人でこれだけの書籍をまとめてしまった熱意と理性は驚嘆に値するもので、なにか新しい世代の到来すら感じさせ、高く評価したい。購入をお薦めする。


『世界軍歌全集』[歴史通 2012年3月号]
(略)歌等々の「標本」は、著者が言うように「軍歌を趣味の対象として消費することは……軍歌を決定的に解体する」だけでなく“地球市民”などと自称する日本の政治かや活動家たちの地方的思考回路をも解体する労作である。


注:ちょっとこの書評だけウケました。この『歴史通』は相当ナショナリスティックな雑誌ですが、社会評論社が“地球市民”的な出版社と目されているのを知っていたのかが、気になります。見本紙は送られてきませんでした。


『世界軍歌全集』[歴史読本 2012年3月号]
軍歌には戦意高揚のキャッチフレーズや愛国心を鼓舞する祖国の英雄伝、敵国に対する罵詈雑言などがあふれ、諸国のナショナリズムを理解するうえでとても象徴的な資料である。



世界軍歌全集―歌詞で読むナショナリズムとイデオロギーの時代世界軍歌全集―歌詞で読むナショナリズムとイデオロギーの時代
(2011/12)
辻田 真佐憲

商品詳細を見る



他にも色んなブログ等で取り上げられているのですが、その一覧は著者の辻田真佐憲さんのホームページにまとめられています。


『世界軍歌全集』補完ページ(仮)


『ゲームラボ』でも載っていたという噂を聞きましたが、現物は見ていません。
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tag : 世界軍歌全集 辻田真佐憲

プロフィール

ハマザキカク

Author:ハマザキカク
社会評論社のサバカルチャー編集者。チュニジア、フィリピン、イギリス、日本育ち。企画、組み版、カバー、全て一人で行っている。毎日必ず最低一企画は立案している。国際関係、共産趣味、変な物のコレクション、そして珍書を柱に、常時30企画を進めている。

手掛けた作品は
『世界各国女傑列伝』
『敗戦処理首脳列伝』
『ゴム銃大図鑑』
『人種マニア』
『超高層ビビル1・2・3』
『一発朗』
『即席麺サイクロペディア』
『ダメ人間の日本史』
『ダメ人間の世界史』
『ほったいもいじるな』
『エロ語呂世界史年号』
『いんちきおもちゃ大図鑑』
『ニセドイツ1・2』
『アルバニアインターナショナル』
『大使館国際関係史』
『ゴム銃オフィシャルガイドブック』
『時刻表世界史』
『世界の首都移転』
『ファーストフードマニア』
『コーラ白書』
『世界飛び地大全』

等多数。

今までハマザキカク個人名義で書店フェアを9回開催した。ブックファースト梅田店『濱崎誉史朗フェア』、三省堂神保町本店『ハマザキカクフェア』、有隣堂ヨドバシAKIBA『Cool Ja本』『Fool Ja本』マルサン書店『Cool Ja本』ジュンク堂書店新宿店『ゴム銃大図鑑フェア』『松マルクス本舗 松田健二の下で働く濱崎誉史朗が選ぶ共産趣味本』等。

現在有隣堂ヨドバシAKIバカVol4『夏葉原 懐かしい昭和のレトロ本』開催中!!』開催中!

この『Cool Ja本』ブログ2011年度スゴブロ4位受賞!

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