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ガレリア・デ・ムエルテのデスメタル・ファンジン展で『世界軍歌全集』先行発売!

Ultimate Underground

デスメタ界で今話題の、上野のデスメタル画廊ガレリア・デ・ムエルテで開催されている、デスメタルファンジン展『ULTIMATE UNDERGROUND - An Exhibition of Underground Death Metal Fanzines』で『世界軍歌全集』がちゃっかり先行発売されています! 画廊の入り口の案内板。



Ultimate Underground

ほら! 置いてある! 凄く溶け込んでる! デスメタルと軍歌は親和性が高いですね。Twitterで『世界軍歌全集』の宣伝をしていたらはるまげ堂兼ムエルテのオーナーである関根さんが興味を示してくれて、一般書店よりも先に販売させて貰う事になりました。ちょうど昔に刊行されていた、世界中のファンジンの展示会をやっていたので、タイムリー!


Ultimate Underground

ツヤツヤ、ピカピカ光ってますね。関根さんもデスメタラーでありながら、芸大出身で、シャレ乙なセンスしていて、最近はアート方面でご活躍中。そんな関根さんからもカバー褒められました。


Ultimate Underground

後ろの方に見えるのは一時話題になったPeter Besteによる『Norwegian Black Metal』というブラックメタルの写真集。ブラックメタルって、グロテスクの様に見えて、デスメタルよりファッション性が高いです。それで何で関根さんが『世界軍歌全集』を取り扱おうと思ったかというと、日本のブラックメタラーに売れると思ったからだそうです。ムエルテのTweetからの引用なのですが、

話題の世界軍歌全集、入荷! twitpic.com/7omhwo ナチス、NSブラックファン、旧共産圏ブラックファンにも垂涎の軍歌集。対訳付きでヤバめのバンドマンには歌詞の参考にもなります。これは凄過ぎる! ムエルテ店頭先行販売中。



との事。これだけだとマニア以外の一般の方にはよく分からないと思いますが、今現在、旧共産圏、特にポーランドやウクライナ、ベラルーシでNSBM=国家社会主義ブラックメタルという、激的にヤバイスタイルのブラックメタルが流行っているのです。彼らは反共産主義、アーリア至上主義、ナチズム、反ユダヤ主義を主張しており、ナチ軍歌そのものを扱っている事もあり、そのレファレンスとして、日本のブラックメタラーにとっても資料性が高いとの事で、私も同感です。有名どころで言えばウクライナのNokturnal Mortum、ポーランドのGraveland、ドイツのAbsurd等がNSBMです。


あと日本ではあまり知られていませんがRACというジャンルの過激音楽がヨーロッパのアンダーグラウンドシーンで密かに流行っています。RACはRock Against Communismの略で共産主義に反対した右翼バンド勢です。ただスタイルはパンクやハードコアに近いです。代表的なバンドはSkrewdriverやSkullhead。こういったバンド達も恐らく軍歌関連の歌詞を扱っていると見られます。


Ultimate Underground

で、これがデスメタルファンジン展、Ultimate Undergroundの会場の様子。


Ultimate Underground

かなりビッシリと古いファンジンが置いてあります。半年ほど前に関根さんが昔のファンジンをFacebookで募っているのを聞いていたのですが、あいにくハマザキカクは直前に大量処分してしまっていました。ファンジンだけでなく、フライヤー類を超大量に取っておいたのですが、全部捨てちゃって、大後悔。


Ultimate Underground

関根さんとはデスメタルの中で属してる世代が一つぐらい違っており、私は90年代中期・後期の物をいっぱい集めていたので、大変残念です。バンド名も最近は思い出せなくなってきており、ファンジンに至ってはほとんど忘却の彼方。今思い出せるのはこのファンジン展にも置いてあったWild Ragsや一時、Cephalic CarnageやExhumedなどをリリースし、ブルデスの一大レーベルにまでなるかと思われかけたHeadfuckerや、TXDMというテキサス勢を率いたCorpse Gristle等ぐらいです。あとBeowulfというトレーダーと私はよく交換していましたね。そういえばWild RagsってSighとか出しながらDeeds of Fleshも出してるって、今考えるとスゴイ元祖ですね。


Ultimate Underground

関根さん曰く、こうしたファンジン、当時保有していた時は何とも思っていなかったけど、今になってみると重大な歴史的資料で、記録しておかないといけないと思ったとの事。確かにデスメタルでももはやファンジンの類は全滅に近く、ウェブジンですら消えかかっていて、TwitterやFacebookがメインになってきています。90年後期から今に至るまでのデスメタル資料、こうして形に残しておかないと、永遠に消え去ってしまうかもしれませんね。編集者としても同感でした。


Ultimate Underground

会場で売っている『ULTIMATE UNDERGROUND / Exhibition Zine + CD』詳しい解説はこちら。私は一枚頂いたので、これから読むところです。詳しくは以下。


ULTIMATE UNDERGROUND bonus CD


Ultimate Underground

シャツも売っています。


Ultimate Underground

ちょっとマヌケなデザインな気がしないでもない、ムエルテオリジナルグッズ(笑)。ところで混雑時を避ける為に、今日、月曜の開店直後の真っ昼間に行ったにも関わらず、かなりお客さんが来ていました。私が居る時だけでも五人ぐらいは入れ替わりで来ていました。どうやらかなりこのイベント、注目されているみたいです。ずっと関根さんと話し込んでしまって、他のお客さんには申し訳なかったです。12月27日まで開催されているみたいなので、デスメタラーは是非行ってみて下さい。


あと以前、ガレリア・デ・ムエルテで都築響一さんの『HELL展』を開催していたのですが、その時の記事はこちらです。


ガレリア・デ・ムエルテの都築響一『HELL』展で関根さんと十年ぶりの対面!




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テーマ : 本に関すること
ジャンル : 本・雑誌

tag : デスメタル ファンジン ガレリア・デ・ムエルテ はるまげ堂

プロフィール

ハマザキカク

Author:ハマザキカク
社会評論社のサバカルチャー編集者。チュニジア、フィリピン、イギリス、日本育ち。企画、組み版、カバー、全て一人で行っている。毎日必ず最低一企画は立案している。国際関係、共産趣味、変な物のコレクション、そして珍書を柱に、常時30企画を進めている。

手掛けた作品は
『世界各国女傑列伝』
『敗戦処理首脳列伝』
『ゴム銃大図鑑』
『人種マニア』
『超高層ビビル1・2・3』
『一発朗』
『即席麺サイクロペディア』
『ダメ人間の日本史』
『ダメ人間の世界史』
『ほったいもいじるな』
『エロ語呂世界史年号』
『いんちきおもちゃ大図鑑』
『ニセドイツ1・2』
『アルバニアインターナショナル』
『大使館国際関係史』
『ゴム銃オフィシャルガイドブック』
『時刻表世界史』
『世界の首都移転』
『ファーストフードマニア』
『コーラ白書』
『世界飛び地大全』

等多数。

今までハマザキカク個人名義で書店フェアを9回開催した。ブックファースト梅田店『濱崎誉史朗フェア』、三省堂神保町本店『ハマザキカクフェア』、有隣堂ヨドバシAKIBA『Cool Ja本』『Fool Ja本』マルサン書店『Cool Ja本』ジュンク堂書店新宿店『ゴム銃大図鑑フェア』『松マルクス本舗 松田健二の下で働く濱崎誉史朗が選ぶ共産趣味本』等。

現在有隣堂ヨドバシAKIバカVol4『夏葉原 懐かしい昭和のレトロ本』開催中!!』開催中!

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