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成毛眞さんの『日本人の9割に英語はいらない』でハマザキカク登場! 英語至上主義について持論も展開

日本人の9割に英語はいらない

成毛眞さんの新著『日本人の9割に英語はいらない』で、なんとこの私、ハマザキカクこと濱崎誉史朗が登場しています! 数週間前、祥伝社の萩原貞臣さんから、私が本で出てくるので献本するというお電話を頂いたのですが、実際本が届いて、この様な形で登場するとは思ってもみなかったので、大変な驚きです!


「私は今でも、面白い本に出逢ったときは子供のように興奮して誰かにその感動を伝えたくなる。本棚に本をしまってもなお、体に興奮の余韻が残っているような本である。ここで紹介する本は、その感動を伝えたい12冊である。」





アルバニアインターナショナル―鎖国・無神論・ネズミ講だけじゃなかった国を知るための45カ国 (共産趣味インターナショナル VOL 1)アルバニアインターナショナル―鎖国・無神論・ネズミ講だけじゃなかった国を知るための45カ国 (共産趣味インターナショナル VOL 1)
(2009/08)
井浦 伊知郎

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という箇所で、井浦伊知郎さん執筆で、私が編集した『アルバニアインターナショナル』が取り上げられているのです! そして私に関する記述はというと……


本書は一部に熱狂的なファンがいる、ブサカル変集者ハマザキカク氏が担当した本である。本書を読んだ時点ではまだ会っていなかったのだが、その後会って意気投合し、今では私が主催する本のキュレーター集団HONZのメンバーに引き入れてしまった。




有り難いことに珍書が好きな書店員やサブカルファンから少しずつ支持を得てきています。ヴィレッジヴァンガードの「バカ棚」では、バカ画像や扶桑社、ポプラ社、日本文芸社、アスペクトなどと一緒にハマザキカク本が勢揃いしている時もあります。改めて解説しますが「ブサカル」というのは「サブカル」のシャレ、「変集者」というのは「編集者」のシャレ、「ハマザキカク」は「濱崎+企画」の造語です!


HONZで私が書かせて貰っているコラムのリンクはこちら


「見た目は長髪、ひげ面、長身なのでいかにも怪しげなのだが、実際に話してみると知的で物腰柔らか、見た目とは裏腹に繊細な好青年である。」




私がこういう外見をしているのは元々デスメタラーだったのでそのまま、それを今になっても引きずっているというだけでそれ以上に深い意味はないのですが、結構よく会ってみると実際イメージしていたのと違うと驚かれます。礼儀正しく振る舞っている様に見えるのは、好かれたい、よく思われたい、という自己愛・防衛本能と表裏一体なんですけどね(笑)



日本人の9割に英語はいらない日本人の9割に英語はいらない
(2011/09/06)
成毛眞

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さて実はこの『日本人の9割に英語はいらない』で成毛さんが主張されている事は、元々私が思っていた事とほとんど同じで、内容にもとても共感しました。これは成毛さんに媚びているという訳ではありません(笑)。


私もこう見えてチュニジアとイギリス育ちの帰国子女で、英語も読み書きはできるのですが(こうやって字にするとイヤミな感じですみません)、過度な英語至上主義、英語崇拝に懸念を抱いています。英語自体に目的・価値を見いだしてしまっている人達は、手段と目的を混同しているのではないかと思います。何かやりたいこと、知りたい事があってその為に英語を習得するのであれば、それに意味はあると思いますが、英語をマスターするという事自体に意味はありません。


元マイクロソフト社長という成毛さんが言うと説得力が増すのと同様、帰国子女の私から、特に帰国子女や海外経験のある人に言わせて欲しい事があります。私も編集者になる前は、自分が海外育ちなので、いずれ大人になったら国際的な仕事に就いて、英語を駆使し、世界を飛び回る人間になるのだと漠然と思い込んでいました。



英語帝国主義に抗する理念英語帝国主義に抗する理念
(2005/11/30)
大石 俊一

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ただそれって実は自分が持っている元々の素質や能力とは関係のない事に、職業や人生を捧げている可能性があります。私の知り合いでも「得意の英語を駆使して」、翻訳や通訳、海外営業の職に就いている人がいますが、それって本当に楽しい事なのかなー、やりたい事なのかなー?と疑問に思うことが多いです。だって皆さん、「日本語を駆使して」いて楽しいでしょうか?


よく「英語が出来て凄いですね」と言われるのですが(と言っても私の英語は子供英語、しかも経年により、かなりレベル低下)、英語が出来る様になったのは幼少期に、アメリカンスクールにいたというだけで、不労所得の様なもので、自分としては努力して習得したものでもないし、自分の才能という訳でもないので、嬉しくありません。


それよりも「どうやってそんな変な企画思いつくんですか?」とか「編集者なのにPhotoshopでカバーまで作ってしまうなんて、驚きですね」「凄い世界史に詳しいですね」と褒められた方が、遙かに嬉しいです。なぜかというとそっちの方が自分が努力して得た結果だし、好きな事だからです。



英語支配とは何か英語支配とは何か
(2003/12/19)
津田 幸男

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せっかく幼少期にアメリカンスクールにいた私でも、英語を武器にした仕事に就くのを放棄し、これ以上英語スキルを向上させるのを止め、編集者としての技術やワザを伸ばす事に専念する事にしました。翻訳・通訳、英語屋さんより、本を作る編集業の方が遙かにクリエイティブで楽しいからです。それに英語が出来る人なんて、幾らでもいるし、上には上がいますが、今まで世の中に存在しなかった本、私がいなければ存在しなかった本を作るというのは私にしかできません。ですので帰国子女だからといって漠然と通訳になる、国際営業職に就くと自分の進路を決めつけている人にはもう一度、本当は英語ができなかったら、何が一番やりたいのか自問自答して欲しいなと思います。もしかしたら花火職人とか織物職人、料理職人の才能があって、そっちの方が楽しいかもしれませんよ?


あと英語が出来るというだけでは外国人とは仲良くなれませんね。日本人が日本人同士で「日本語が出来る」という理由だけで、仲良くなれないのと同じです。それよりも共通の趣味や話題があって、仲良くなりますよね。また成毛さんの本でも書いてある様に、外国人と仲良くなる際に英会話力より重要なのが、ウィット、機転を利かしたジョーク、そして深い教養・知識ですね。



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「Yo! What's up」と決まり文句のかけ声、挨拶だけでその後が続かない人より、「Did you know that Steve Jobs was half Syrian(スティーブ・ジョブスがシリア人のハーフだったって知ってる?)」とか、「Did you know that one room in Claridge's hotel in London was an official territory―technically an enclave―of Yugoslavia for just one day in 1945?」と言った話の方が盛り上がります。


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これは私が在日外国人向け英語雑誌MetropolisやJapanTodayのインタビューを受けた時に立証済み。ですので英会話学校に行ってレストランでの注文の仕方とかを習っているより、もっと外国人にもウケる本を読みましょうよ!


Metropolisのインタビュー記事


JapanTodayの『Cool Ja本』インタビュー記事


JapanTodayの『いんちきおもちゃ大図鑑』のインタビュー記事


という訳で、これが私の持論でして、日本人全員が一丸となって英語をマスターする必要はないと思っています。成毛さんが仰られている、本当に必要な一割の人だけがやってればいいのではないでしょうか。それよりもアルバニア語とか習得した方が井浦先生の様に、日本唯一のアルバニア語言語学者になって『アルバニアインターナショナル』を書いたりできて、他の人より抜きん出た、歴史に残る業績を残せていいのではないかと思っています。



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『日本人の9割に英語はいらない』、とても面白いし、英語コンプレックスに悩んでいた人は救われると思うので、是非買ってみて下さい。大学時代にかなりハマっていた中島義道先生の『英語コンプレックス脱出』もとても参考になります。



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tag : 成毛眞 ハマザキカク

プロフィール

ハマザキカク

Author:ハマザキカク
社会評論社のサバカルチャー編集者。チュニジア、フィリピン、イギリス、日本育ち。企画、組み版、カバー、全て一人で行っている。毎日必ず最低一企画は立案している。国際関係、共産趣味、変な物のコレクション、そして珍書を柱に、常時30企画を進めている。

手掛けた作品は
『世界各国女傑列伝』
『敗戦処理首脳列伝』
『ゴム銃大図鑑』
『人種マニア』
『超高層ビビル1・2・3』
『一発朗』
『即席麺サイクロペディア』
『ダメ人間の日本史』
『ダメ人間の世界史』
『ほったいもいじるな』
『エロ語呂世界史年号』
『いんちきおもちゃ大図鑑』
『ニセドイツ1・2』
『アルバニアインターナショナル』
『大使館国際関係史』
『ゴム銃オフィシャルガイドブック』
『時刻表世界史』
『世界の首都移転』
『ファーストフードマニア』
『コーラ白書』
『世界飛び地大全』

等多数。

今までハマザキカク個人名義で書店フェアを9回開催した。ブックファースト梅田店『濱崎誉史朗フェア』、三省堂神保町本店『ハマザキカクフェア』、有隣堂ヨドバシAKIBA『Cool Ja本』『Fool Ja本』マルサン書店『Cool Ja本』ジュンク堂書店新宿店『ゴム銃大図鑑フェア』『松マルクス本舗 松田健二の下で働く濱崎誉史朗が選ぶ共産趣味本』等。

現在有隣堂ヨドバシAKIバカVol4『夏葉原 懐かしい昭和のレトロ本』開催中!!』開催中!

この『Cool Ja本』ブログ2011年度スゴブロ4位受賞!

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