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世界一のデスメタル画家、江川敏弘さんから数々のお品物を頂きました!

江川敏弘

日本にスラッシュメタルの影響ゼロの、モダンなアメリカンスタイルのデスメタルを持ち込んだVomit Remnantsの江川さんが描いたジャケット。


以前このブログで日本が世界の中でデスメタル大国と認識されていると紹介しました。これ何回言っても「どうせあなたが日本人だからそう思ってるだけでしょ!」と思われてそうですが、実際にJPDM(Japanese Death Metal)というジャンルとして世界で広まっているのです。日本はノイズでも世界のシーンを席捲し、ジャパノイズ(Japanoise)というカテゴリーが成立しましたが、同じ事がデスメタルでも発生してしまったのです! これってちょっと信じられます!?

(ただ日本のシーンの全盛期はTokyo Deathfestが開催されていた2005年頃~2008年頃で、現在は比較的停滞気味です)

ブルータルデスメタルでも「Cool Japan」だった! 『Cool Ja本』は『COOL JAPAN』のパロディです。


江川敏弘

来日経験もある複雑テクニカルデス、Malginancyの江川さんが描いたジャケット。


なお今現在、デスメタルの本家アメリカを越えて、世界最大のデスメタル大国として覇権を握っているのが、ロシア連邦。特にスラミングスタイルと呼ばれる、ひたすら重さだけを追求した一派は完全にロシア出身のバンドがシーンをリードしています。一番代表的なのはモスクワのAbominable Putridityですが、ペルミ出身のDormant Carnivore、オムスクのAposepsy、そして北極圏に属するアルハンゲリスク出身のPerverse Dependenceやムルマンスク出身のDisarticulating Extinguishmentなど大量のスラミングブルータリティーが登場しており、RUDMスタイルとして世界のデスメタラーを唖然とさせています。


江川敏弘

以前このブログで紹介した、Butcher ABC、Obliteration Recordsのオーナーの関根さんが経営するGalerie de Muerte画廊で江川敏弘さんの展覧会を開いた時のポップ。


ガレリア・デ・ムエルテの都築響一『HELL』展で関根さんと十年ぶりの対面!


江川敏弘


それで日本ではやや停滞気味のデスメタルですが、日本人で全世界のデスメタラーに知られている大ヒーロー、江川敏弘さんというデスメタル・アーティストがいます。なんとこの方、バンドマンではなく、世界中の一流のブルータルデスメタルバンドのジャケットやCDのイラストを一手に描かれている画家として、全世界のデスメタラーから絶大な支持を得ているのです!


江川敏弘


日本出身で世界的に有名になったメタルバンドはDefiledやSigh、CSSO、Disconformity,
Catasexual Urge Motivation、Arkh Shva、Coffins、Vomit Remnants、Gallhammer、Infernal Revulsion、Corrupted等、数える程しかいませんし、海外のちゃんとしたレーベルからCDを出したバンドは20もいるかどうかというところ。

(前述の「JPDM」はあくまでも「ブルータルデスメタル」という細分化されたジャンルの話で、メタル全般では日本はそれほど世界的なバンドを輩出していません)


そんな中でイラストレーター個人で世界のデスメタルシーンに名を馳せてしまった、江川敏弘さんの存在は日本メタル界が生み出した奇跡と言っても過言ではないでしょう。


江川敏弘


今まで江川敏弘さんがお描きになられたバンドはVisceral Disgorge, Insision, Pyrexia, Defeated Sanity, Cenotaph, Ingested, Trigger the Bloodshed, Annotations of an Autopsy, Internal Suffering, Mortician, Deeds of Flesh, Beheaded, Cerebral Effusion, Guttural Engorgement, Mucopus, The Partisan Turbine, Abigail Williams, Kraanium, Suicide Silence, Dying Fetus、そして世界一のスラミングデスDevourment等です。文字通り分かる人からしたら頭をひれ伏して、土下座しなければならないほど大量にトップクラスのデスメタルの絵を描かれているのです。


江川敏弘


元々ブラックメタルやフォークメタル、グラインドコアなどあらゆる激しい音楽の中でも、ブルータルデスメタルと呼ばれる最も速さ、重さ、テクニカルさ、複雑さを追求したジャンルが一番個人的に好きで、そうしたバンドのアートワークを一手に引き受けている江川敏弘さんは憧れの存在。しかも個人的にもシンプルなデザインよりは、十年ほど前、世界のCG界で一斉を風靡した『Metalheart』や『Infinity』(非売品)の様に複雑怪奇な、幾何学的な模様が入り組んだ細密画が最も好みなので、この江川さんの画法には圧倒されます。実際のサイズの数倍拡大して、事細かに描くやり方みたいです。『人種マニア』を描かれた渡辺孝行さんの画法と似ています。


MetalheartMetalheart
(2001/08)
Andreas Lindholm、Anders F. Ronnblom 他

商品詳細を見る



江川敏弘


とあるところから交流が始まり、『人種マニア』を献本したりしているうちに、やり取りが始まり、そして先日、江川さんから大量にグッズを頂いてしまいました!



人種マニア―有名人のエスニックルーツをカリカチュアで大紹介!人種マニア―有名人のエスニックルーツをカリカチュアで大紹介!
(2010/10)
渡辺 孝行

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江川敏弘


それまでのInternal BleedingやDying Fetus、Repudilation、Disfigured等、重たさを追求するデスメタルから更に一歩進んでTXDMというスラミングスタイルを確立したDevourmentのアート。このバンドの登場以来、カリフォルニアのDisgorge, Deeds of Flesh, Decrepit Birth等のテクニカル変拍子スタイルとスラミングスタイルに、世界のデスメタルは二分化されました。


江川敏弘


しかも直筆のお便りまで同封されていました。これは嬉しい! 貰った直後に会社の机に並べてFacebookに写真を載せたら、江川さん信者と思われる世界中のデスメタラーから関係ない私にまでフレンドリクエストが殺到してしまったほどの人気ぶり(笑)。実際、江川さんのフレンド数は3000人を越えており、日本人メタル関係者ではトップレベルではないでしょうか。


江川敏弘


しかも直筆のお便りだけでなく、直筆のゾンビーイラストまで頂いてしまって、感激物です。これ、実際手描きなので描くのに時間がかかったのではないかと思います。


他にもポスターとTシャツを幾つも貰ったのですが、改めて別のエントリーで紹介したいと思います。ちなみに現在、ブックデポ書楽北与野店の一階で開催されている『ハマザキカク全点フェア』で置いてある、私の等身大パネルは江川敏弘さんが描いたVisceral DisgorgeのTシャツで、レーベルはこれまた日本の世界的にトップレーベルと目されているAmputated Vein Recordsです。


ブックデポ書楽北与野店入り口に『ハマザキカク』等身大パネル第二弾!


追伸:そういえば昔、Wes Benscoterというこれまたデスメタル画家の巨匠が日本に住んでいましたが、今どうなっているのだろう……。

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tag : 江川敏弘 ブルータルデスメタル Devourment

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ハマザキカク

Author:ハマザキカク
社会評論社のサバカルチャー編集者。チュニジア、フィリピン、イギリス、日本育ち。企画、組み版、カバー、全て一人で行っている。毎日必ず最低一企画は立案している。国際関係、共産趣味、変な物のコレクション、そして珍書を柱に、常時30企画を進めている。

手掛けた作品は
『世界各国女傑列伝』
『敗戦処理首脳列伝』
『ゴム銃大図鑑』
『人種マニア』
『超高層ビビル1・2・3』
『一発朗』
『即席麺サイクロペディア』
『ダメ人間の日本史』
『ダメ人間の世界史』
『ほったいもいじるな』
『エロ語呂世界史年号』
『いんちきおもちゃ大図鑑』
『ニセドイツ1・2』
『アルバニアインターナショナル』
『大使館国際関係史』
『ゴム銃オフィシャルガイドブック』
『時刻表世界史』
『世界の首都移転』
『ファーストフードマニア』
『コーラ白書』
『世界飛び地大全』

等多数。

今までハマザキカク個人名義で書店フェアを9回開催した。ブックファースト梅田店『濱崎誉史朗フェア』、三省堂神保町本店『ハマザキカクフェア』、有隣堂ヨドバシAKIBA『Cool Ja本』『Fool Ja本』マルサン書店『Cool Ja本』ジュンク堂書店新宿店『ゴム銃大図鑑フェア』『松マルクス本舗 松田健二の下で働く濱崎誉史朗が選ぶ共産趣味本』等。

現在有隣堂ヨドバシAKIバカVol4『夏葉原 懐かしい昭和のレトロ本』開催中!!』開催中!

この『Cool Ja本』ブログ2011年度スゴブロ4位受賞!

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